建築計画の順序

今回は、土地が決まりいざ建築計画を進めようといううところの順序についてお話ししたいと思います。

『お家を建てたい時にまずやるべきことは』でまずは相談という話をしましたが、パートナーを決める際にもお役に立てるかと思いますので、ぜひ読んでいただければと思います。

順序といっても、書類や申請といった順序ではなく、実際に建てる家をどういう考え方で進めていくかということです。

 

まず最初に検討することは

まず住宅を検討するうえで、建築工法がありますよね。

木造、鉄骨、RC造などなど、構造の部分や、太陽光発電、全館空調などの快適性、省エネ性能などを求めた建築。

ここでは工法や手法の選び方ではなく、それぞれの良さを生かすべく、順序を立てていきたいと思います。

よくそれぞれの工法や手法の良さをアピールしてますが、果たしてその良さが暮らしに生かされているのか、

これからの暮らしを育んでいくためには、建築する上物の住宅だけではなく、その土地がどういった特性を持っているのかを把握することが1番目に考えることだと思います。

なので1番目は『その土地の特性を見極める』です。

土地の特性を見極めるということでは、前章の記事で詳しく書いているので読んでみてください。

地球と暮らす

 

土地の特性を生かすための順序

2番目にはその土地の特性を生かすための配置計画。

そして3番目にその配置計画に基づいて特性を生かす間取り計画。

もちろん①から③番目までには、住まい手の思い描く暮らしとのマッチングをしながらですが、決して工法や手法ありきの話ではなく、なぜその工法や手法にしたいと思ったのかの想いを引き出しての上で

設備のエネルギーに頼ることなく、土地の特性を生かして快適な環境を作り出すことが大切だと思います。

考え方としてはパッシブハウスに近いですね。

そして4番目に内装・インテリアですが、実はこの時点で大体のイメージが出来上がってます。

ここまでに暮らしに対するこだわりや想いを、ヒアリングしてきてるわけですからおおよそのイメージが把握できているということです。

心も身体も喜ぶ暮らしとは

そして最後に不足を補うということでの設備計画です。

先にも述べましたが、設備によるエネルギーに頼ることなく、今ある自然の環境から得られるエネルギーを利用した快適な暮らしを実現していきたいと思います。

住宅メーカーや建築屋さんが、工法や手法、または性能数値などを前面に押し出すことで、住まい手の判断が目に見える数値で比べるようになり、設備ありきの住宅が増えているようにも思えます。

心地いい暮らしとは、設備に頼る快適な住宅なのか

地球の恩恵を取り入れ、季節や風を感じながら景観をも楽しめる

心も身体も快適な住宅なのか。

 

心地いい豊かな暮らしを実現できる人々が増えることを願います。

スタッフ紹介

前田敏行

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