less but better

less but better
より少なく、しかしより良く
より量は少なく、しかし、良質の良いものを
デザイン倫理を問うラムスのデザイン哲学。

ミース・ファン・デル・ローエが語ったデザインの金言 Less is Moreと、響きは似ているが、意味は違うという。
Less is Moreは「削れば削り込むほどより豊かなデザインを得ることができる」という意味。

ディーター・ラムス、BRAUN社製品との出会い

この言葉との出会いは数年前、あるアンティーク家具屋さんのカフェの一角に置かれていたものを見た時です。
なんともわたし的にどストライクなこの形状、なんだこれは!オーナーに話を聞いたところ、ブラウン社のオーディオであることが分かった。

その後、雑誌の特集ページで目を引く壁掛けのオーディオ。
読んでみるとこれもまたブラウンのオーディオ。さらにデザインはディーター・ラムス。
なんてセンスのいい人だ。それも数十年も前にこのデザインが完成され、今の我々を引きつける。
以来、ディーター・ラムスの作品集などを見たり読んだり。

オーディオだけでなく、壁掛け時計、ラジオ、壁面収納家具まで。

その中にスティーブ・ジョブスがリスペクトしていたとの記事もあり、なんとなく分からないなりにもアップル製品にも受け継がれたデザイン
の要素の一つにもなっているのかと、自分なりの解釈をし、ワクワクしたことを覚えている。

宝物の一つ

いろんな作品を見て、数年前に見たアンティーク屋さんで出会ったブラウンを思い出した。
即お店に出向きブラウンを探した。

あった。即座にこれくださいと。

atelier1+l1
Radio-audio combination+loudspeaker

私の宝物の一つです。。

Less but better

その言葉はニュアンスで私なりの解釈で、単にデザインを加え、価値を高めるのではなくシンプルな中にも価値は高めることができる。

アンディ・ウォーホールの言葉の中に

THINK RICH, LOOK POOR

という言葉がある。

着飾ることよりも、考え方を豊かにする、言わば本質を大切にすることだと。

今一度立ち返り、自分たちの生き様について考えるきっかけになればと思う。

一度しかない人生、価値ある時間を。。

スタッフ

植松和典

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