2021.02.01

これからの暮らしに合った住宅スタイル第五章

これからの暮らしに合った住宅スタイルですが、最後の章となります。
第4章までは、実際の住宅のスタイルを例に挙げてお話してきましたが
最後はどういう風に自分たちの暮らしに合ったスタイルを見つけていくかということに
焦点を当ててお話ししたいと思います。

皆さんはどんな暮らしがしたいですか?

どんな暮らしがしたいか?と質問されてこんな暮らしがしたい!と明確に答えることが出来る方はどれぐらい見えるでしょうか。

 

どんな暮らしがしたいかというより、自分たちはどんな暮らしができるのだろうか!のほうが重要なのではないでしょうか。

 

不安なスタート

確かになんとなくのイメージはあったとしても

それは資金面でどれだけの予算が用意できるのか、また、ある予算でどこまでできるのか、ということや、

今ある土地でどんな暮らしができるのか、または新しい場所で住宅を建築するのであれば、どんな場所が見つかりどこに建てれるのか、またその土地を買うことが出来るのかなど、

計画を立てると不安を取り除くことが先に立ってきます。

 

しかしその不安を取り除くことがとても大切なのです。

まずはその不安を取り除いてくれるパートナーを見つけることが大切です。

 

ここまでのことは、住宅建築の計画をスタートさせる時ではなく、全く興味がない時からやっておくことをお勧めします。

その理由はまた別の章でお話ししたいと思います。

 

暮らしてみんと分からん!

話を戻して、どんな暮らしができるのか。

実際に暮らしてみないとわからない!というのが本音かもしれません。

そんな皆さんのために住宅のスタイルを例に挙げて暮らしのスタイルを見つけるヒントをお伝えしてきました。

 

第一章では『アイクラーホーム』

第二章では『ガレージハウス』

第三章では『モダニズム建築』

第四章では『日本建築』

それぞれの特徴をもとにお話ししてきましたが、スタイルが違えど共通する部分があります。

 

不必要なものをそぎ落とすこと

無駄のない構造であること

愛着が持て、長く住み続けることが出来ること

自然をうまく取り入れていること

 

それらによって居心地のいい空間の形成していること

そして暮らしの中にメリハリをつける空間であること

 

その空間が家族それぞれのトキを感じさせる空間となり

 

家族にとってのいい塩梅の距離感を保っていること

いい塩梅の距離感

これからの暮らしを見据えたときに、今までは休日になって家族と共に特別な時間を過ごしていたが、平日でも家族と一緒にいる時間も増えていくことで、いい塩梅の距離感を保つことはとても重要ではないかと思います。

 

なので住宅スタイルを、どんな暮らしがしたいかを考えたときに

これまでのスタイルをまねすることもいいと思いますが

それぞれの家族で違う、いい塩梅の距離感を見つけることを考えたうえで自分家族のスタイルを見つけていってもいいのではないかと思います。

 

またこれまでの章でお伝えしてきましたが、当たり前を違う角度から見ることで新しく見えてくるヒントがたくさんあります。

これからも変化を続けていく世の中で、俯瞰して見ることの大切さを私自身も改めて感じました。

 

私も建築をもっと学び、自分なりの答えを探し続けることで、

皆さんの暮らしを育む空間を提供できるように、家族のきずなを生む空間創りができるように、これからも精進していきたいと思います。

 

これからの暮らしにあった住宅スタイル第1章はこちら

これからの暮らしに合った住宅スタイル第一章

いろんなデザインの住宅がある中、どうしても見た目で伝えられやすいそれぞれのスタイル。

スタイルには見た目だけでなく、その空間の在り…

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前田敏行

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