2020.11.30
現場管理という仕事
住宅の現場管理という仕事をして、人生の約半分を共に過ごしてきました。
しかしながら、極めることには程遠い仕事であり、今でも学び、そして新たに気付かされることの多い、奥の深い仕事です。
2020.11.30
住宅の現場管理という仕事をして、人生の約半分を共に過ごしてきました。
しかしながら、極めることには程遠い仕事であり、今でも学び、そして新たに気付かされることの多い、奥の深い仕事です。
現場管理の業務として主に上げられることは、工程表の作成とその管理、業者への指示と材料の拾い出しと発注と管理、そして業者に支払う予算書の作成、現場やその近隣の方への安全管理などがあります。
工程表とは、工事着工から完成までの流れを記したもので、その中には、どのタイミングでどの材料が必要か、また、どの時期にどの業者が入るのかを把握してもらうために必要なものです。
また、その工程通りに進んでいくように管理していきます。
住みながら行うリフォームや仮住まいをする新築やリノベーション工事においては、お客様にとって、今の工事状況を知ることができたり、完成して引越しをする予定を立てたりと、お客様にとっても必要なものになっています。
工程表に基づいて、業者に工事の発注をし、図面に基づいて材料の発注と納期を伝えます。
工程表を作成しておくことで、どの時期にどの材料が必要かを把握することができるので、材料がなく現場が進められないことを無くすことができます。
発注した材料費や、職人さんの施工費をまとめ管理します。
契約した金額の中で材料費、施工費をまとめた実行予算を組み、会社としての利益を生み出していきます。
現場では、大怪我の要因になるものが多々あります。
電動工具、高所での作業、釘やビスなどの金物、転がっている木材でも足を踏み外せば怪我のもとになります。
今後住まう家で大怪我を負ってしまったともなれば、お客様もいい気はしませんよね。
また、近隣の方への配慮も欠かせません。
廃材の飛散だったり、材料の落下などにも注意していきます。
常時現場に滞在できるわけではないので、現場に入っている職人には安全に対する意識をしてもらうことはとても大切なものになります。
私たちの会社は俗に注文住宅と言われるような、お客様と共に家をゼロから創り上げていく仕事をしています。
実際にお客様とのヒアリングを重ね、家に対する想いを引き出し図面にしていく営業という立場とは異なりますが、その想いというバトンを受け取り、実際に形にしていくのが私の仕事です。
今でも学び、新たに気付かされること。それは一つとして同じものがないこと。
新たなお客様と出逢うことは、また初めての経験をすることになります。
それがまた奥深いものでもあり、自分にとっては唯一無二の家であります。
その想いはお客様も当然同じです。
『BE HAPPY , MEET THE ONE』 出逢った人々を幸せにする。
この想いで私たちは仕事をしております。
お家が完成し、引き渡し時に喜んで頂ける、その瞬間が何にも代えがたい
喜びであり、この仕事のやりがいでもあります。
まだまだ学び、日々新たな自分に出逢うこと。
それはお客様の喜び、豊かな暮らしにつながっていくものだと信じ業務に向き合っていきたいと思います。