下地材施工例

パーティクルボード 施工例

パーティクルボード

ある工事で現場から出た処分材の中に何やら興味深いモノが私の目を奪った。

スタンプされたその破片には「novopan」とスタンプされていた。
通常パーティクルボードと言われるものだ。

木材をはじめとする植物繊維質の切削片・破砕片(パーティクル)に合成樹脂接着剤を塗布し、人工的に成板する製品=パーティクルボード

繊維質な表情と表情とこれにクリア塗料を塗布した時、どのようになるか想像できた。

 

もう一つセメント板

セメントの持つ表情が板状になったもので表現されている。
繊維の細かいものから荒い木毛板など表情もさまざま。
本来用途に応じた下地材だが、意匠ベースで選ぶのも楽しい。

 

加えてコンクリートブロック

こんな間仕切り下地素材が、例えばキッチンカウンターの意匠材として取り入れるとなんとなく都会的にも感じられることができる。

 

これら下地材が意匠とするなら例えば電気配線

これらもむき出しパイプを見せながら配管し、ボックスをつけてコンセントやスイッチをつけると楽しくなってくる。
天井照明配線もダクトレールにしてみるのもいいと思う。

 

今流行りのインダストリアルテイストはこんな下地材を利用して作り上げるといいのかもしれない。

こんなDIY的要素を持たせたリノベーションは可能性を秘めた自分達ならではのもの。
好きを詰め込み、そしてみんなで作り上げることこそ価値ある時間となるのではないだろうか。

スタッフ

植松和典

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