2022.09.28
リノベーションの可能性
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リノベーションにも色々なやり方がある。
目的や活かし方によってさまざまな可能性が広がる。
2022.09.28
リノベーションにも色々なやり方がある。
目的や活かし方によってさまざまな可能性が広がる。
ひとつに「住居」として新築ではなく既存建物を活かして現在のライフスタイルにあったカタチにリノベーションをする。
住居といってもこんな考え方もある。
今の環境は残しつつ、本来叶えたかった憧れの生活を中古物件をリノベーションして「セカンドハウス」として活用するのだ。
また、私の仲間達は空き家をリノベーションし、「民泊など収益案件」としている人も少なくない。
一方、今我々が手掛けている案件は「会社の保養施設」として社員の福利厚生のためのリノベーションを戸建中古物件を通して行っている。
更にもう一つの案件では田舎にある古民家を環境も含めてワークスペースとして「シェアオフィス」にするといったこともプロジェクト化されている。
目的の持たせ方次第で、目の前にある中古・古民家・空き家物件に新たな命を吹き込むことができるのだ。
これからもニーズが高まってくる「マンションリノベ」。
ベースとなる構造は一般的にRCが多い。
憧れの打ちっぱなしのあの表情が眠っているのだ。
ただ、内装壁の下地となるボードをボンド貼りしているためボンドの跡も合わせて出てくる。
私ならこれも意匠としてしまう所なのだが・・
こんな壁を背景に間仕切りなど部分的にしかない、できるなら床も貼らない広い土間空間
とした海外のような暮らしができるように思う。
こうなってくると話が止まらない。
実は日頃目にすることが少ない下地材。
通常、下地材の上から仕上げ材が施工されるので見えていない。
素材好きである私はその下地材が持つ表情に魅力を感じる。
施工側であってもその表情を理解している人は少ないと思う。
この辺りは改めて下地の面白さについて触れてみたいと思う。
では中古住宅だけが対象なのか、いやそうではない。
最近多いのは「倉庫リノベ」。
倉庫をリノベーションして住宅にする、社屋として、店舗として、施設として倉庫を活用する。
これら案件はあえて倉庫ベースでリノベーションをし、自分達のイメージしたカタチをその倉庫で具現化している。
倉庫はまさにリノベーションにもってこいのワクワクベースになるのである。
今のご時世、コロナ禍で学習したことを反映し、「リノベーション」を通して、今の生活スタイルだけでなく、環境を変え、働き方も見直し、それぞれの豊かさを見直すよい機会になると良いと思う。