2020.11.30

土間はワクワクスペースだ

前回に引き続き、暮らしの一部を切り取って今回は土間についてお話ししようと思います。

昔の日本の暮らしには土間が欠かせませんでした。
玄関を入ると、そこには土間に設置されたかまど、薪をくべ炊事を行う。
家の中を通る土間を抜けて、裏の畑から収穫した野菜の下処理など。
朝早くから家事をこなす母親の姿。

ガマンの時代を超えて

それから暮らしの様式が変わり、家電製品の普及とともに家事をする場所が変わり
便利という名目のもと土間の必要性が最低限に抑えられてきた。
あれだけ面積を擁していた輝かしい時代の土間は、間取りを計画するにも、最低限必要スペースに抑えられ
玄関で靴を履き替えるための、中と外とをつなぐ唯一の場所として、細々ながらその空間は生き残ってきました。
それがついに! また再び脚光を浴びる時が来たのです。

今だからこその土間の使い方

今ではほとんどの人が、玄関の土間を欲している。
しかしまだ、まだ油断は禁物なのだ。口にはするものの、間取り調整では縮小対象の優先順位が上がる。
もっと君が持つ土間の可能性をアピールしたほうがいいだろう。
靴のコレクションを陳列するシューズクロークであったり、ロードバイクやサーフボード、ゴルフバックや釣り道具、趣味だけで要望するとパートナーの目つきが変わるだろう。

だが間違いなく使う用途や目的は昔と違えど、今土間は注目を浴びている。
玄関だけではなく、リビングに面した庭にもアウトドアリビングとしての空間をウッドデッキか土間かで人気がある。
インナーガレージも一つの例だろう。リビングから見えるその土間空間で、趣味を楽しんでる自分を想像するだけでワクワクする。

自分の空間にする土間計画

おすすめは、玄関と土間スペースが続きでそこからリビングと一体になっている空間だ。
土間にラグを敷いた上にソファーやテーブルを置き、一角には薪ストーブを設置するのだ。
そこで休日には料理を家族にふるまい、パートナーのために薪ストーブの薪をくべる。
使いだすと快適で薪ストーブが気に入るパートナー。
そこまでくれば狙い通り、たまの週末には仲間と酒を酌み交わす最高の時間を過ごせる空間に。
仲間がうらやめばうらやむほど、自慢げに話すパートナー。
パートナーにも楽しんでもらい、自分も楽しめる瞬間がやっと訪れる。至福の時だ。

暮らしの広がりは土間にあり

土間の使い方はもっともっと工夫できるだろう。
なんと今では土間を主張する建材まで登場して土間のある空間を応援している。
デザインタイルやMPCと呼ばれる、薄く仕上げることができ、様々なテクスチャーやサインも入る。

これからのあこがれる暮らしを表現できる土間空間はまだまだ進化を遂げるに違いない。
土間よ!復活の時が来た!

土間の広がりが暮らしの広がりを支えるだろう!

スタッフ紹介

前田敏行

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