例えば
■ジョキョ
製品名ですが、除去です。水垢など汚れを容易に落としてくれるもの。その後、撥水効果を再現させるロータスクリアなどアフター素材までしっかり対応している。
その他、製品の一部をご紹介すると
■STO
超撥水の塗り壁材。且つ、割れづらく多彩な色バリエーションを持つもの。
■MPC
モルタル調に仕上がる左官材。壁にも床にも塗れ、ガレージの床でも問題ない。
■ヒッキーウォール
内装漆喰材で、色バリエーション豊富で、安価。おまけに消臭効果まである。
■デザインコンクリート
要は造形モルタル材だ。左官材なので意匠は思いのまま。タイルや石材に比べ、軽いので構造に対しても安心だ。
ストーリーを持たせてシーンの再現にはもってこいの素材だ。
私も20年も前からストーリーを描き、コンセプトを持ったものづくりをしていたが、当時は今のような建材はなく、試行錯誤しながら作ってきたものだ。
ついこの間、カントリーベースと共に東京のイベントに出た時のこと。
夜ご飯をみんなで食べにいく先には見覚えのある場所。その場所を横目にして食事を済ませ、帰りにその場所に行こうということになった。
そう、10年以上も前に私達が建材も揃わぬ中納めた造形ベースの街並みを作ったところだ。
最先端を行くカントリーベースを連れてその場所に行くには勇気がいった。
花形に対し、こちらは汗の塊の末、納めた試行錯誤の現場。ドキドキしながらみんなでいった。
すると、
きたことがあるっ!
声が聞こえた。カントリーベースのスタッフの声だ。
実はすでにこの場所はカントリーベースのみんなは見ていたのだ。
恥ずかしさと嬉しさが込み上げた。
ストーリーを大切にし、ヨーロッパの街並みを再現するため、ヨーロッパ視察をし、ただただ壁のテクスチャーや建築の納まりを写真にいっぱい納めたあの時が蘇ってくる。
多分ストーリーの表現が伝わっていたのだと思う。
当然技術など足元にも及ばず、今のカントリーベースなら容易にその上をいくことは間違いない。
でもストーリーの表現することに対する意識は横並びと自己評価し、その後の日の夜に酔いしれた。
ともあれ、仲間の存在は大きい。
お互い支え合い、足りないパーツを補い合い、さきを見て、同じ目的を持つ。
お互いに気遣い合い、助け合える関係をこれからもさらに深めていきたいと思う。