2020.11.27

私達のパートナー、カントリーベース

カントリーベースは私の憧れの会社だ。
気持ちの良い挨拶と対応、気遣いを忘れず、相手の立場に立って行動する。

初めて伺ったその時から私はファンになった。迎えてくれたのはウェルカムボードに書かれた私達の名前とスタッフ全員の笑顔。元気な挨拶に握手。
のっけからやられてしまう。

もともとの仕事のスタンスもよく似ていてお互いに特殊な建材を扱う会社。
それもストーリーを表現するための建材を世界各国から輸入している。

単にものを売るだけでなく、施工研修や、イベントなど必要とするパーツを備え、日本全国でネットワークまでも持っている。
売りっぱなしにならないその後のこともメニューを備え対応している。

カントリーベースの商材

例えば
■ジョキョ
製品名ですが、除去です。水垢など汚れを容易に落としてくれるもの。その後、撥水効果を再現させるロータスクリアなどアフター素材までしっかり対応している。

その他、製品の一部をご紹介すると
■STO
超撥水の塗り壁材。且つ、割れづらく多彩な色バリエーションを持つもの。

■MPC
モルタル調に仕上がる左官材。壁にも床にも塗れ、ガレージの床でも問題ない。

■ヒッキーウォール
内装漆喰材で、色バリエーション豊富で、安価。おまけに消臭効果まである。

■デザインコンクリート
要は造形モルタル材だ。左官材なので意匠は思いのまま。タイルや石材に比べ、軽いので構造に対しても安心だ。
ストーリーを持たせてシーンの再現にはもってこいの素材だ。

先日のできごと

私も20年も前からストーリーを描き、コンセプトを持ったものづくりをしていたが、当時は今のような建材はなく、試行錯誤しながら作ってきたものだ。

ついこの間、カントリーベースと共に東京のイベントに出た時のこと。
夜ご飯をみんなで食べにいく先には見覚えのある場所。その場所を横目にして食事を済ませ、帰りにその場所に行こうということになった。
そう、10年以上も前に私達が建材も揃わぬ中納めた造形ベースの街並みを作ったところだ。
最先端を行くカントリーベースを連れてその場所に行くには勇気がいった。
花形に対し、こちらは汗の塊の末、納めた試行錯誤の現場。ドキドキしながらみんなでいった。
すると、
きたことがあるっ!
声が聞こえた。カントリーベースのスタッフの声だ。
実はすでにこの場所はカントリーベースのみんなは見ていたのだ。
恥ずかしさと嬉しさが込み上げた。
ストーリーを大切にし、ヨーロッパの街並みを再現するため、ヨーロッパ視察をし、ただただ壁のテクスチャーや建築の納まりを写真にいっぱい納めたあの時が蘇ってくる。
多分ストーリーの表現が伝わっていたのだと思う。
当然技術など足元にも及ばず、今のカントリーベースなら容易にその上をいくことは間違いない。
でもストーリーの表現することに対する意識は横並びと自己評価し、その後の日の夜に酔いしれた。

ともあれ、仲間の存在は大きい。
お互い支え合い、足りないパーツを補い合い、さきを見て、同じ目的を持つ。
お互いに気遣い合い、助け合える関係をこれからもさらに深めていきたいと思う。

スタッフ

植松和典

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